2011年11月30日
「ちょっと大きな絵てがみ大賞」
優秀作品鑑賞
筆の里工房&筆の街交館K-JIN



十一月は「霜月(しもつき)」霜が降り始める頃と言うことで霜月と呼ばれるようになったと言われています。十一月は他に
神楽月(かぐらづき)や雪待月(ゆきまちづき)等、十通りもの別名があります。漢字を見てそれなりの意味しか判りません
が、どれもロマンティックな印象を受けます。今も昔も秋は何となくロマンティックなんでしょうか。
春の桜は「花見」というのに、秋の紅葉鑑賞はなぜ「紅葉狩り」というのでしょう。「狩る」とは獣を捕まえるという事ですが、
花や草木を探し求めるという意味もあるそうで、果物を採るときにも使われます。「りんご狩り」や「みかん狩り」等、やはり、
秋は狩猟のシーズンです。越冬準備の食糧確保や体力づくりにしっかり狩りをしなければならないという事から「狩り」と
いうちょっぴり荒々しい言葉を用いたのではないでしょうか。
さて、今年で15回を迎えた「筆の里ありがとうのちょっと大きな絵てがみ大賞」は「ありがとう」をテーマに全国から作品
募集があり、わが「絵てがみ同好会」から7作品を応募しました。今年は10,847点の応募の中から2,523点の優秀
作品が選ばれました。絵てがみ同好会からは佳作1点、入選2点、入賞2点が選ばれ、昨年に引き続きりっぱな成果を
収める事が出来ました。佳作と入選作品は11/26(土)から12/25(日)まで熊野の「筆の里工房」で、入賞作品は同じ
期間に筆の街交流館「K−JIN」で展示されています。同好会では11/30全員で観に行きました。さすが「優秀作品展」
立派な作品ばかりで、今後の作品づくりに大いに参考になったのではないでしょうか。今年は3.11東日本大震災に関
する作品が多く胸を打たれる作品ばかりでした。みなさんも是非観に行かれてはと思います。今月は同好会メンバーの
優秀作品を紹介します。帰りに近くのレストランで食事をしながら感想を話し合い楽しい一時を過ごしました。

筆の里工房(第一会場)前で同好会メンバー 筆の街交流館「K-jin」(第二会場)前でハイスマイル
[佳作] 迫谷先生 [入選]  丸山紀夫
[入選] 森本康夫 [入賞]  吉田巡子
[入賞] 増田 清 H23年度 [ありがとう大賞]

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