2011年12月24日
テーマ:漢字一文字と画材
社友会室



12月は師走、普段は走らない師匠や僧侶が走る、多忙な月。大雪(たいせつ)、冬至(とうじ)と冬の最中ですが、炬燵に入っている暇はありません。中旬頃から、一年の締めくくりや新年を迎える準備に追われます。納めの行事も多く、寺院も多忙。日が短くなっていくせいか、なおさら時間が足りない気分・・・。忙しい毎日ですが、時には「忙中閑あり」、柚子湯などにゆっくりつかって、気持ちをほぐしましょう。官庁の御用納めが済むと、除夜の鐘がもうすぐです。12月はこんな月ではないでしょうか。
でも今年はあの東日本大震災、福島原発、台風十二号等の復興もまだまだこれからだ。被災された方々には一日も早く立ち直ってもらいたいと祈るばかりです。また、経済面では欧米の金融・財政不安による歴史的な円高とこれの長期化による企業の海外移転の加速。これによる国内の失業率アップや新卒者の就職率の低下等々、新しい年も幾重にもいばらの道が待ち構えている。こんな中「なでしこジャパン」のWカップ優賞は我々に明るさを与えてくれたし、年末の日本レコード大賞で若いAKB48が大賞受賞したことは若い人へ希望を与えてくれたのではないでしょうか。そんな複雑な気分で今年最後の絵手紙を書きました。12月のテーマは「今年を振り返って漢字一文字と画材」です。日本の今年の漢字は「絆」です。さて、どんな作品が出来たでしょうか。

神野和彦作 川田正勝作
平 洋子作 迫谷先生作
吉田巡子作 稲生妙子作
森本康夫作

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