2012年03月24日
テーマ:風景画
社友会室



三月は「弥生(やよい)」木草弥生い(きくさいやおい)茂る月。草木いよいよ生い茂る様子から弥生と呼ばれる様になりました。
今年は三月になっても各地で大雪が降り、雪崩や雪下ろし中の事故で過去に無い多くの方が亡くなられています。本当に春が来るのかと心配される方も沢山おられるのではないでしょうか。梅の開花が遅れているので、桜と一緒に咲くようなこともありうるとテレビで言っていました。それでも春の兆しは確実に彼方此方に見られる様になりました。庭の梅のつぼみもやっとふくらんで来たし、道端の花の芽もやさしく膨らんで来たのが伺えるようになりました。桃の節句と呼ばれる「上巳の節句(じょうしのせっく)」には、桃や菜の花などの際立つ色花が添えられます。そして、虫達が顔を出す「啓蟄(けいちつ」を過ぎ、日が長くなる春分を過ぎると、日一日と暖かさが増します。本当に暦通り1日も早く暖かくなって欲しいものです。一方、卒業式のある三月は別れの月でもあります。でもすぐに、出会いの月が待っています。やはり春は一年の始まり新たな思いを持ってスタートしたいものです。
さて、今月のテーマは風景画、便りの言葉を省いて画だけに専念しました。まだ雪の残る早春の山の景色や田舎の風景、思い出の旅の景色や現役時代に赴任したタイの寺院の風景などそれぞれに思い出の風景を描きました。普段は楽しく雑談しながらの絵手紙作成ですが、今日は皆さん話し声も無く静かに絵手紙に熱中していましね・・・とは先生の好評で。それだけ風景画は難しいのではと思います。会員の中に水彩画をやっている方もおらえ、その絵は遠近感があり、色使いもやはり何処か違うものが感じられ、会員の方も参考になったのはないかと思います。

川田さん 丸山さん
稲生さん 和田さん
増田さん 森本さん
大久保さん 平さん
迫谷先生

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