少し曇りがちな朝、第三工場を車2台に分乗して男性10名で山口県の最高峰である寂地山(標高1337m)を目指して7時半に出発した。中国自動車道を通り吉和インターを出てすぐの中沢商会で弁当購入後8時50分にここを出発。寂地峡キャンプ場入口からさらに林道を登り東屋(標高約680m)の駐車場に9時15分に到着した。準備とストレッチ体操の後ここを出発したのは9時45分。東屋から急勾配の階段の遊歩道を通り新緑が美しい犬戻の滝で小休止して、林道に出たのが10時7分。ここで再び小休止。ここからはなだらかな林道を35分歩いて林道の終点に10時50分に到着。林道終点の案内板では頂上まで60分と記載してあったが、途中の延命水の水場などで小休止を挟み頂上には当初予定より少し早目の12時8分に到着。頂上の少し手前の尾根分岐付近からは本来カタクリの群生が見られるはずで有ったが、今年は開花がもう済んでいて少ししか見られなかった。少々落胆していると頂上で出会った他のグループから、冠山に向かうルートに沢山咲いているとの情報を得たので、山頂で昼食後に3〜4分くらい冠山のほうに向かうと、カタクリが咲き誇る群生地が有った。可憐なカタクリの花を愛でたあと山頂で記念撮影をして12時56分に下山開始。下山路は薄日が差して益々美しく映える若葉を愛でる余裕もあり、多くの滝などの景観を楽しめた。下りはペースが速く東屋の駐車場に14時53分に到着し15時10分には車で寂地峡キャンプ場(標高464m)に着いてしまった。ここの売店でアイスクリームを食べて小休止してから5分位歩いたところに在る龍尾の滝を見に行き、さらに近くの宇佐八幡宮で帰路の安全を祈り、樹齢900年樹高60m周囲7.5mの大杉を見て16時8分に帰路に就く。三工場には17時半に到着。今回の例会は天候に恵まれ爽やかな新緑の景観と、可憐な薄紫のカタクリの花も多く見ることが出来て素晴らしい山登りを堪能することが出来た。
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