本年最後の第29回山歩会例会は11月12日(月)曇り後晴れ参加者13名(男11名女2名)で実施した。シャープ第3工場を三台の車で8:10に北広島に出発した。9:45、聖湖畔にある樽床ダム駐車場に着いた後、初参加者3名の挨拶ストレツチ写真撮影後、各自の体調に合わせ、聖山・高岳縦走組(6名)高岳登山組(7名)が10:15それぞれの峰に向かつた。聖山、高岳縦走組は林道を30分歩き十文字峠に10:45分到着これより山道にはいる。カラマツ林を抜け聖山に11:30登頂した。三角点確認後しばし休憩後目指す高岳の縦走に入る、落葉とすべりやすい急坂のアツプダウンの激しい3つのコブと大きな山を越え高岳に到着が12:45、高岳コースの人と再会した。紅葉の秋山の絶景を背景に、全員記念の写真撮影後楽しみな昼食時間になる。13:30下山開始14時30分樽床ダム駐車場に到着した。高岳組は聖湖を右に見ながら25分程度歩き、高岳登山口に10時に着く。ここから落葉のカーペットが敷かれたような山道を登って行く。前日の雨の割に道はさほどぬかるんでいないが、スリップには要注意。適宜休憩を入れながらミズナラなどの落葉樹の秋色を楽しみ、山の深まった秋を味わう。1時間程登ったところで、根元に何本かのアンプル風の薬剤が差し込んである枯れそうなナラの大木に出会った。ナラ枯れ病被害予防のため薬剤を注入している旨、「芸北自然保護レンジャー」記の案内板があった。その後も山道を登り、笹原が現れると高岳頂上へ12:00に到着した。眺望は素晴らしく、360度の秋色絵巻。眼下に聖湖、正面には雄大な臥龍山、その右には深入山、右手奥に恐羅漢山が見える。頂上の風はやや強かったが天気は良く、しばらく秋山パノラマを堪能。昼食を摂った後、13:00に下山に就く。登った同じ山道を下り14:00過ぎに駐車場に到着。時間もあったので、駐車場からダムの堰堤下の方向に急な段を降りて行き、スケール感のある三ツ滝を楽しむ。再び駐車場に戻って縦走コースのメンバーと合流した。本年最後の例会で天気に恵まれ紅葉と秋山の絶景が楽しめ、全員無事に登頂できた事を喜び来年の登山再会を約束し解散した。
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