例会 登頂山 海抜m 行先 実施日
第32回 羅漢山 1109 山口県岩国市 2013年06月17日
2013年6月28日発行

第32回 羅漢山

例年にない10日早い入梅と台風による天候不順で当初計画611日(火)を17日(月)に延期し、15名(内女性3名、特別参加3名)で実行した。
羅漢山は広島県・山口県境にそびえる秀麗な独立峰で山陵は東西に長く、東面直下は急峻、西面は緩やかな高原状になっているが、今回は東面よりの登頂。
延期した甲斐があり、天気良好。シャープ第三工場を 7:40 出発。3台の車に分乗し志和ICから山陽自動車道・廿日市JCから県道30号、国道186号を経て羅漢山登山口近くの駐車場に 9:30着。登山路説明とストレッチの後、登山開始 9:50
分譲別荘地を左に見ながら登山道入口に向かう。緩やかな登り。幅広の登山道と登り始めは楽勝のペース。開始から20分後の10:10 1回目の休憩。爽やかな初夏の風、ホトトギスや鶯の鳴き声に迎えられて登っていくと狼城という岩場に 10:25に着き小休止。
ここまでは楽勝であった登山道も山頂が近づいてくると笹の生い茂った狭い道の急登に難儀する。この難所をこなすと建設省(現国土交通省)雨量レーダーの施設地点に
11:05 に着く。ここで小休止してすぐに羅漢山頂に着くが、ここを通り越して小羅漢山に向かう。その途中「不知火の杉(しらむいのすぎ)」に 11:20に着く。説明板によると「この羅漢山の周辺は昔は農家が屋根ふき用の茅や田畑の肥料や家畜の飼料などを採取する草刈場であった。野山を春に焼き払って新芽を出す習慣が昭和の初めまで続いたが、長い間の火入れにもかかわらず焼けずに残った杉」と、あった。この説明板の近くに大きな杉が樹勢よく立っていた。この場で小休止の後、小羅漢山に11:30 着。ここの東屋から遠望の山々を地図と方位計で山座同定した後、来た道をバックして羅漢山頂の東屋に 12:00に着き、昼食を摂りながら素晴らしい眺望を楽しむ。12:40 集合写真を撮って下山開始。登ってきた登山道と同じ道を下り、13:17 狼城岩場に着き記念撮影した後、全員無事、駐車場に14:05 に帰還。時間的に余裕があったので帰路途中の小瀬川温泉に14:20に着き入湯。休憩の後、16:00 ここを出発、第三工場に 17:15に着。梅雨の季節にあってこの上ない天候となり、楽しい山行となった。


集合写真をクリックすると拡大写真が見えます
羅漢山頂

 今回のルート
 県道30号線を経て国道186号線の
 スパ羅漢を過ぎたところを左折、
 板押峠に向かう。

 歩行距離:6 km
 累積標高差:約500m