雨の影響で順延になった十方山登山が、好天にめぐまれて開催された。

思い起こせば４月の瀬野の蓮華寺山から始まり例会をこなし、悔しい思いのした夏の特番、２０周年記念の研修会登山と盛沢山な１年でしたが、今回の十方山が今年最後の例会として健脚コースとの前宣伝の中、精鋭（笑）１２名（男９名、女３名）がそろった。

　９時半に登山口をスタート。登り始めからフウフウ吐息が聞こえてくる急な坂、安全ロープがある岩場、五合目が中々辿りつけない登山道、りんごかなと思える木の実、なめこのようなキノコをみながらの道中、登頂が見えてからの最後の難関急こう配、体力の限界を感じていると突如視界全開素晴らしい風景に疲れも飛んでいく。１２時過ぎに頂上に到着。風景を見ないまま、さっそく弁当をだして食事。つい軽口や笑顔になり、今までの辛さ苦しさがふっとんでしまった。食事後、他の登山者の方にお手伝いして頂き恒例の記念撮影。終了後帰路についた。帰りは登りと違って風景を見る余裕も。しかも坂も何のその早いこと。下山途中に2段になった計３０ｍはあろうかという素晴らしい瀬戸の滝を見なくて大半の人は終点を目指し一路登山口に。降りたとたんにこれから登山しようとしている人に登山の心得を説き断念させていた人もいた。やはり人命第一。

今日は、いままでの登山の中では秋としては暑い中、距離もあり厳しかったですね。皆さんはどうでしたか。

　今年１年怪我もなく楽しく登山ができました。来年も皆さん楽しみながら登山しましょう。ご苦労様でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（記）小森山