例会	登頂山	海抜ｍ	行先	実施日
特番	乗鞍岳・上高地	３０２０	岐阜県・長野県	２００８年７月２８日〜３０日

２００８年８月５日発行

特番「乗鞍岳〜上高地」　（岐阜県・長野県）

●１日目：広島〜岐阜県高山市奥飛騨温泉郷・平湯温泉 　　山歩会７名（男４名女３名）は新幹線で名古屋駅で下車、ＪＲバスで東海北陸自動車道から岐阜県高山市で、濃飛バスに乗り換えて、奥濃飛温泉郷・平湯温泉「ひらゆの森」旅館へ到着。 　　海抜は１,１００mあり、猛暑から逃避、気温は２０度以下で爽やかで旅の疲れが取れ気分爽快になった。早速温泉に入り夕食を楽しんだ。然し、大阪から参加の山登りガイド役の岩崎氏が, 　　ＪＲ高山本線の落石事故の為、突如合流出来ず止むを得ず大阪へ引き返した。頼りにした岩崎氏が参加出来ず、明日の乗鞍岳の登山が少し不安になったが、山根リーダーと皆んなで 　　相談して、明日の天候が良ければ午前３時起床、乗鞍岳ご来光スケジュールを決め、明日の天候回復を期待して早々に就寝した。 ●２日目：乗鞍岳〜三本滝〜善五郎滝 　　午前３時起床したが降雨が止まず天候が回復せずご来光を中止した。朝食をして８：３０のバスで乗鞍畳平へ向ったが、８合目付近から霧雨(ガス)が次第に濃くなり視界が悪くなった。 　　乗鞍岳の剣ケ峰は強風と濃霧で全く見えず、気温も５度程度でターミナルで防寒着を着込んだ。地元の説明員に天候状況を確認したが、天候の回復が望めず安全優先で剣ケ峰登頂 　　を断念した。１０：１０のバスで下山、車窓からは乗鞍蓮峰の雪渓が彼方此方に有った。１.,８００ｍ付近の三本滝駅で下車、長野県の名所である「三本滝」まで原生林を３０分ウォーキング 　　日本の滝１００選である神秘的な美しさに感動した。午後は国民休暇村で下車、牛留池へ向う湿原の木道を散策。「みはらし小屋」からは乗鞍連峰の絶景が望めるスポットであり、偶然 　　一瞬で有るが剣ケ峰に掛かる濃霧が切れ、鋭角の山容が観覧でき、山頂登山出来なかった無念な思いが吹っ飛んだ。次は白樺林を散策「善五郎の滝」を見物。滝見台からも乗鞍岳の 　　絶景が見えた。最後は自然歩道散策、樹木や山野草観葉し、約６ｋｍのウォーキングを楽しんだ。午後７時にひらゆの森旅館へ戻った。 ●３日目：上高地〜広島 　　午前５時起床、６時のバスで上高地大正池で下車。快晴で焼岳の勇姿が眼前に眺望出来噴煙がくっきり見えた。気温は１２度で少し肌寒かったので足早に木道をウォーキングして、 　　身体を温めた。森林浴を楽しみ帝国ホテルから上高地バスセンターに到着、観光センターで朝食を済ませた。眺望のスポットである河童橋から、快晴で眼前に穂高連峰・焼岳は絵葉書 　　のように素晴らしい絶景を堪能。右岸コースを明神池を目指して再スタート、明神池では澄み切った湧き水に明神岳と、針葉樹林が映えて神秘な景色を見ることができた。約８ｋｍの 　　森林溶ウォーキングを楽しみ、１２時のバスで帰路に着いた。復路は往路と同じバスと新幹線で予定通り広島へ帰宅した。 　　初めての慣れない北アルプスコース登山＆ウォークでしたが、皆さん最後まで元気にウォークされ、北アルプスの大自然を大いに楽しまれたのが「大変良かったなあ」との実感でした。 　　計画を全員で一致協力して、安全第一に最後まで完遂出来たことは、今後の大きな力になると確信しました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山歩会リーダー　　山根行雄

★名古屋〜奥飛騨平湯温泉〜乗鞍岳（集合写真）		集合写真をクリックすると拡大写真が見えます。

名古屋駅ＪＲ東海バス乗り場	岐阜県奥飛騨平湯温泉「ひらゆの森」旅館	「ひらゆの森」食事処「どんぐり」で夕食
乗鞍岳畳平バスターミナル	乗鞍高原・ 三本滝バス停・案内板	乗鞍高原・ 三本滝
乗鞍高原・三本滝レストランで昼食	乗鞍高原・三本滝スキー場	乗鞍高原・牛留池「みはらし小屋」
乗鞍高原・ 善五郎の滝・滝見台	乗鞍高原・白樺林	「ひらゆの森」食事処「どんぐり」で夕食

東海北陸自動車道・長良川ＳＡ		長良川ＳＡで休憩		岐阜県高山市・高山バスセンター
岐阜県奥飛騨平湯バスセンターに到着		岐阜県奥飛騨平湯バスセンターで乗鞍岳行きに乗車		乗鞍岳畳平に到着・ガスと強風で寒い
乗鞍岳畳平の神社と郵便局		乗鞍高原・三本滝の吊橋		乗鞍高原・三本滝
乗鞍高原・三本滝		牛留池のみはらし小屋から眺めた乗鞍岳剣ケ峰		乗鞍高原・牛留池
乗鞍高原・善五郎の滝		善五郎の滝の木橋		鈴蘭の車道で案内板を見る