第286例会 あるこう会
成24年5月24日発行

平成24年5月19日(土)
テングシデ群落&田原温泉コース

田原温泉河原 テングシデ群落

 あるこう会参加者36名(男性27名・女性9名) 気温23度 晴れ             企画担当 荒木 康弘

行先の北広島町大朝はその名の通り県北の自然と緑に囲まれた里山地域、国の天然記念物に指定されているテングシデ群落の見物がポイントです。往路には千代田・道の駅・舞ロードに立ち寄り地産の野菜・苗木を物色しました。ウォーキングの起点は廃校となった小学校の建物を入浴施設にしている田原温泉です全員でスタート前のストレッチと記念撮影をして新緑と薫風の中、天狗シデを目指して元気に出発。天狗シデまでは約2キロの距離でしたが上り坂が続きゆったりコースメンバーには以外にハード、テングシデは落葉樹イヌシデの突然変異、群落は学術的にも世界に例がない貴重な存在(広島大大学院の中越・生態学教授)とのこと。その奇妙な幹の姿かたちから天狗が来てとまる、天狗が宿る、と古くからの言い伝えでテングシデの命名につながったとのこと。自然の力がつくりあげた原木の群落を眺めている間に11時が過ぎ、急遽スタート地点から弁当をとりよせテングシデの下での昼食。昼からは休憩と記念撮影の後、午後のスタート、しっかりコースは熊城山を目指しさらに上へ、途中白樺も点在した坂道を登り眺望が開けた地点まで約2km往復約8キロを歩き通し、達成感を満足。ゆったりコースは田原温泉へ下り、のんびりと里山の風景を楽しんだり、温泉に浸かったり、思いおもいに合流までのひと時を過ごしました。帰路には安芸高田市立「八千代の丘美術館」へ寄り、洋画、彫刻、現代美術の14人の作品を鑑賞し美術感覚にも触れることが出来ました。気温も20数度で微風の天候にも恵まれ、静かな里山と新緑の中、爽やかなウォーキングとなりました。


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